一刻堂は一軒家の2階建てで、2階の一番奥の部屋が事務所です。事務所には食品用の冷蔵庫、
冷凍庫、ドリンクの冷蔵庫、小さいワインセラーなど、食材をストックしています。
私はブログのネタを仕入れるために事務所の冷蔵庫をよく物色しています。
『おちこいも』をみつけました!
秋の食材では…⁉とかなり疑問でしたが、「春もあるんヨ」と大将の返事、トマトやじゃがいも、
キャベツ、白菜も一年中みかけるし、野菜の収穫の時期を知らない子供がいても、不思議じゃな
いなと自問自答しつつ『おちこいも』撮影!

小さな里芋で、注文が入って蒸してお出ししてます。「ねっとりホクホクです!」
一昨日、糸島の『伊都菜彩』で大量に仕入れた『よもぎ』です。
子供の頃は田んぼの土手や山で採ってましたが、今はお店で買っている自分が不思議でした。
よく、間違えてニセよもぎ?を摘んでましたが、葉っぱの裏が白いのが『よもぎ』です。
スイーツ担当?兄さん、岩下君が『よもぎ』のアイスを完成させました〜。

よもぎの風味が爽やかな、食後にさっぱりしそうなアイスです。
試食させてもらいましたが、マジ美味しいです。
今日のお題は「おにぎり試験」いつも前置きが長くて、何を書いているのわからない私ですが、
一刻堂の中の事でも知らない事ばかりです…。
「おにぎり試験」があっている事も知りませんでした…。「おにぎり試験」に合格した人しか
おにぎりを作ってはならないのです。

中村調理師専門学校を卒業した新入社員の『せいちゃん』が「おにぎり試験」を受けてました。
結果は、65点で不合格となりましたが、体の大きなせいちゃんは手も大きく、美味しいおにぎり
を作れる素質120%です。ちょっと塩味と具のバランスが悪く不合格となりました…。
おにぎりはお客様にお出しする時に味見が出来ないので、合格した人しか作れません。
にぎり加減と塩味、具材のバランスを考えて、具材によっても、ちょっとの塩加減を変えている
らしいです。人気メニューの1つに『おにぎり』が入っているのは納得です!
「手羽先の唐揚げ試験」もあるそうです。塩コショウの加減と美味しく揚げれるか、揚げ物も
味見が出来ませんし、焼き物も味見が出来ません、調理の経験と、毎日々の経験の積み重ねで
美味しい揚げ物や、焼き物が出来るんですね。
一刻堂の厨房の、『炭焼き場』と『揚げ物場』は隣同士です。
これからの季節、『炭焼き場』と『揚げ物場』は気温50度にも達する過酷な場所です。
厨房用のスポットエアコンなんて効き目が感じられない場所ですが、美味しい焼き物、揚げ物
のために、毎日沢山の汗を流しています。本当に頭が下がります…。
「おにぎり試験」せいちん、布江君、頑張って!!!
「手羽先の唐揚げ試験」山ちゃん、頑張って!!!
疲れたァ〜と自宅に戻ると、ボンちゃん、ベットで就寝中!
玄関で「おかえりぃ〜」としっぽを振って出迎えてくれる日を夢見る私は、間違ってますか?