今日は白糸酒造さん見学の続きです♪
醪のタンクから木製の槽(ふね)の方へホースで送りこまれ、醪を『酒袋』に入れて、槽の中に
きちんと並べられ、木製のふたをされてました。いよいよ搾りの準備完了ですか?!
長さ8mものハネ木(カシの木)でふたをおさえます。
田中さんに搾る原理をじっくり講習してもらいました。
カシの木の一方を固定します。反対側に重みがかかり『てこの原理』で重みがかかります。
支点、力点、作用点!
8mの端っこから見るとこんな感じ…。長さがわかりますか〜?!
今日の搾りの作業はここまで、まる2日間かけてゆっくり丁寧に搾られるそうです。
2トンもの石を吊るすのも最後の日、じっくりじっくり頑固にこの方法を守り続けておられます。
丸2日間板ごと重みを加え、それらの圧力で酒と酒かすとに分離します。すべて手作業!
ハネ木で搾られているのも全国の酒蔵の中でも、白糸酒造さんだけなんです。
プレスされた酒袋には『酒粕』が平に残っています。その酒粕を酒袋から取り出すのをお手伝い
させてもらいました。とてもいい香りと美味しい酒粕です。
蔵開きの時は酒粕パックなどもされてましたが、ツルツルになるんですヨ〜。
大人の女子会で体験済みなのでした〜♪もし、酒粕があったらやってみて下さい。ツルツルピカピカ
ですヨ〜。化粧品のCMでも杜氏さんの手がきれいな事に着目して〜なんて聞いた事ないですか?
見た事ない計りで酒粕の重みを計測中!
分銅を使って計る秤です。私の実家は古いのでこのタイプの秤は子供の時に使っていましたが…、
じろうちゃん、ゆうちゃん、見た事ない秤とはかり方にフムフム…。本当にわかったのでしょうか?
お仕事のおじゃましたにもかかわらず、こんなに沢山の酒粕いただきました〜。大将、嬉しそう♪
お仕事が一段落して、美味しい甘酒と酒粕アンパンなどなどいただきました。
本当にありがとうございます!!!
甘酒は糸島の伊都菜彩で売っていますヨ。甘酒は美容や健康にもいいです。飲む点滴なのです。
必須アミノ酸、必須ビタミン類が多く含まれ、物繊維やオリゴ糖も豊富なのです。
あと、酒粕は『百薬の長』など呼ばれているらしく、悪玉コレステロール値を下げたり、現代病の予防に
いいそうです。NHKのためしてカッテンでもあってたような…。
長い長いお酒造りにほんの一部を見学させていただきました。ほんの一部をのぞいただけでも、細かく
重労働が多そうで大変に思えました。しかし、「美味しい酒を造りたい」という強い信念と意気込みを
深く感じ、今後の我々の仕事にいかしたいと思います。
白糸酒造さん!本当にありがとうございました!これからも宜しくお願い致します♪