金曜日の営業が終わっての土曜日の早朝は毎週、久留米まで野菜の仕入れに行ってます。
大将が帰って来るなり興奮気味に「久留米に行く途中、南区の交差点でトレーラーで新幹線を運ん
でいるのを見た」と。道路で新幹線を見たのでとてもびっくりしたらしく、「でかいし、長いヨ〜」
と当たり前じゃない!と言いたくなるような発言を繰り返していました。
それで撮った写真がコレ!わかりにく〜い!!
毎日営業していて、お客さんに「美味しかった!」言葉をかけてもらう事が本当にうれしいです。
仕込みから調理と、お客さんをお迎えするのに毎日みんな努力を重ね、日々どうしたら美味しく
食べてもらえるか考えています。
一刻堂でお出ししているお料理は和食中心で、基本は『だし』だと思います。
あまり手を加えず素材のもつポテンシャルを引き出すのも、美味しいだしがあってこそ…。
『だし』をとるにはまず、天然昆布で60度から70度くらいでじっくり昆布だしをとります。
そのあと、かつお出汁にしたり、いりこ出汁にしたり、料理によってだしの取り方も違ってきます。
しかし、基本はこの天然真昆布なんです。
天然の味だからこそ、体の中に染み渡り、体が求めているから美味しく感じるのではないでしょう
か?!この天然真昆布ができるのも、北海道の自然と豊かな海があってこそ…。
そして、私達のまわりの美味しいお肉や、魚、野菜、などやっぱりそれも豊かな自然と人の手が
あってこそ…。豊かな自然も人間が汚さない努力も必要です。
今日も美味しいおだしが出来たのも豊かな自然に感謝です♪
『石焼あわび雑炊』は昆布とかつおでとったお出汁に、ほんのりあわびの風味と優しいお味に仕上げ
ています。ホっとする味わいです。熱々トロトロのお出汁をフーフーして口に入れると、自然の美味
しさが体に染み込んでくるようです…。
もうすぐ4月だというのに、毎日夜は冷え込んでいます。
寒い夜には熱々!『石焼あわび雑炊』はいかが?
我が家のボンくん、毎日毛布にぬくぬくお昼寝三昧…。フワフワフカフカ大好きです。