獨歩丹霄
(たんしょうどっぽす)
ゆうやけの空の下をひとりで歩いてゆく。
この言葉は精神が何にもとらわれず自由な状態にあることを表すのに用いられます。
夕焼け空は日々違っていて、何度見ても目を奪われほど美しいく、刻々とその色彩を変えて
いき、やがて夜の闇に包まれる。
夕焼けは昼と夜の間の時間にあります。
自由のあり方が「独り歩く」ということであり、昼と夜の時間の境目にある、ということ
です。
時に私たちは独り夕焼けの中を歩く自分を見つけ、そこは自分の後ろと前に長く伸びる
過去と未来の間にいることを感じます。
(この3日間のブログの内容は『禅語』を参考にさせてもっらいました)
永遠に続くと思いがちな私たちの未来。
未来の長さは永遠ではなく、限りがあります。だからこそ新しい朝を迎えることが出来ることに
感謝し、1日1日大切にしなくてはと強く思います。
今日、7月7日(木)は一刻堂の営業はお休みです。