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一刻堂の裏方日記

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2014年 06月 28日 ( 1 )


2014年 06月 28日

平和であることの大切さ

6月23日福岡を出発の朝、TVのニュースを見て、「今日は慰霊の日だった…」と知りました。
本当に恥ずかしいことです。毎年この時期に沖縄の慰霊追悼式が行われていることは知って
いましたが、ちゃんとした日にちをわかってなかったのです。
この日に沖縄を訪れたことも縁あってのこと、ちゃんと自分の目で見て、感じて、祈りたい
と思い大将と二人、沖縄本島南部を巡りました。

旧海軍司令部壕、日本海軍沖縄方面根拠地隊司令部が設置された地下壕です。
日本海軍設営隊(山根部隊)によって掘られた司令部壕で、当時は450mあったとそうで、
米軍の艦砲射撃に耐え、持久戦を続けるための地下陣地で、4000人の兵士が収容され、迷路
のように掘りめぐらされた壕内には、昭和20年6月13日海軍沖縄守備隊司令官大田少将が部下
将兵とともに自刃した司令部屋や医務室、衣糧庫、発電室が残されています。
沖縄のが唯一、第二次世界大戦で戦場だった土地だ、とあたらめて痛感する場所です。
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ひめゆりの塔とひめゆり平和祈念資料館、授業や教科書、映画などで感じる事ができない真実を
知ることができました。正直、あえて避けたいと思っていましたが、米軍の上陸~沖縄激戦の悲
惨な状況を知り、恐ろしい戦争の現実をまざまざと見せつけられ、女学生の必死に生きた姿が涙
なしには見られない、知らなければいけない事実が沢山あります。
「私たちに何の懸念も抱かせず、むしろ積極的に戦場に向かわせたあの時代の教育の恐ろしさ
を忘れていけません」と資料館の入口に書かれていました、本当にその通りです。
政治家は、沖縄の戦争の事実を本当に知った上で日本の将来を作ろうとしているのか、現在のニ
ュースを見て疑問を感じます。
平和であることの大切さ_f0232994_8402511.jpg



平和祈念公園、摩文仁の断崖は沖縄戦線末期、追いつめられた住民の多くが身投げしたところだ
そうです。当時この断崖の沖はアメリカの戦艦で埋め尽くされていたそうで、現在はこの摩文仁の
丘一帯は平和祈念公園として整備されていて、6月23日に毎年、戦没者の慰霊、追悼の式典が行わ
れている場所で、24日に訪問したので式典のテントなどの片付けがされていました。
沖縄戦における20万人を越す戦死者のうち、約半数に近い、9万4000人余りの戦死者が、一般県
民や子供達なのだそうです。第32軍司令官牛島満大将(当時は中将)をはじめとする司令部が自決
した日をもって組織的戦闘が終結したとされ、昭和20年6月23日の未明とされていて、その日を日
本軍の組織的戦闘が終結した節目としてとらえ、沖縄慰霊の日が制定されたそうで、沖縄を訪問して
何度目かになりますが、はじめて知りました。
「平和の火」は6月23日の朝日の方向を指しているそうです。
平和であることの大切さ_f0232994_972582.jpg



この日は小さな子供達がガイドさんから、この場所で亡くなられた方々のお話を一生懸命聞いてられ
ました。
支給された手榴弾で家族親戚で集団自決を決行したり、また崖から飛び降り自殺をして、多くの人々
がその命を絶たれたそうで、69年前の同じ美しい海と空をどんな恐怖心で見ていたかと思うと、平和
がどれほど大切かを教えられました。
平和であることの大切さ_f0232994_9162068.jpg



楽園のような沖縄と地獄の戦争を味合わされた沖縄。壮絶な戦いの歴史を知り、きちんと心に焼き付け
平和の尊さを認識して. 二度と再び戦争を起こしてはならない ...と強烈に思いました。
今、政府内では、集団的自衛権について「限定容認論」が勢いを増していて、憲法9条の改正法案のニ
ュースに不安を感じます。
政治家先生には「戦争放棄」と「戦力不保持」と「交戦権の否認」という戦後日本が守り続けてきた
「戦争をしない」平和外交と平和解決の技術を高めてほしいと切に願います。

by ikkoku-dou | 2014-06-28 09:42